『コンサル一年目が学ぶこと』を中年になって読んでみて

読書

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専門職を除く、ビジネス界で最も時給の高い職種がコンサルタントと言われています。
コンサルタント出身のビジネスマンは転職しても市場価値を維持している方が多いのは、何かビジネスに普遍的に使える技術があるからではないからではないか。
コンサルが一年目で学ぶことを理解し、自身のビジネスにも活かせるのではないでしょうか。
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こんにちは、のらねこです。
今年で33歳、『コンサル一年目が学ぶこと』を読んでいきます。

え?遅すぎるって?

そんなことはありません!!

人生は「今日が一番若い日」と私が好きなリベ大の両学長はおっしゃっております。

「コンサルの一年目で学び、ビジネスに普遍的に使えることが学べるのではないか」という目的の元本書『コンサル一年目が学ぶこと』をレビューしていきたいと思います。

『コンサル一年目が学ぶこと』

こちらの本は、著者の大石哲之さんがアクセンチュアで学んだコンサルの技術から、社会で普遍的に使える技術を中心に説明した内容になっています。
その技術が汎用性がある必要を証明するため、各界で活躍していたコンサル出身の方々のヒアリングも含めて説明しているものです。

私自身は、本書から 「コンサルの一年目で学び、ビジネスに普遍的に使えること」がを学び、
読んだ後、「ビジネスマンとして論理的に説明する技術を身につけたい」と思い本書に手を取りました。

このように、著書は目的を持った読み方をするのがおすすめです。
詳しくは、前回書いた超読書術の記事をご覧ください。

本書からの学び

私自身は、本書から学んだことは、基礎的な部分が多かったです。

例えば、「結論から進める」「ファクトで示す」「相手を見る」「相手の期待値を越え続ける」

こういったことは、非常に基礎的なことですが見落としがち・忘れがちになるので、
復習的な要素もかねて非常に学びがありました。

部下を持った上司にもオススメの書籍になると言えるのでないでしょうか。

結論から進める

日本語は、どうしても結論が最後に来ます。
説明していると自然と結論を最後に持っていきがちですが、
ビジネスでは「最初に結論」これは非常に大切なことです。

▼ビジネスでの説明
結論 ➡ 理由 ➡ 具体 ➡ 結論

本当に忘れがちになってしまいますので気をつけたいと思います。

ファクトで示す

若手は、経験値がないが、数字を調べることはできる。
その数字が「証拠」としての価値をもつため戦力になる。

これは非常に、大切なことですね。私自身は、新入社員の時から海外勤務を経験し給料は同期の倍もらっていました。しかし新入社員の仕事しかできないので「全く戦力にならない」と言われていましたが、こういった視点があればもう少し活躍できたのかもと思います。

自分の部下には、こういったことを教えてあげたいと思います。

相手を見る

プレゼンなどをするときは相手のしぐさを観察することで、理解度の確認をする。

これは、非常に大切です。

色々なビジネス書に書かれていますが、相手目線になれない人は相手を見ていない方が多いです。

私の上司でも、話が長い人はあまり相手を見ずに話しています。要は、相手が退屈しているか見ればわかることが見れてないということです。

基礎的なことですが、しっかり復習しておきます。

相手の期待値を越え続ける

「相手が思っている以上のものをする」
まさにこれがビジネスの本質です。

常に期待以上のことをしたものが成果をあげられるのがビジネスです。

おわりに

上記の基礎はどのビジネスにも使える要素なので非常に大切な学びとなります。

そして「ビジネスで最も必要なことは、常に自分の意見を持つこと。」と著者は言っております。

コンサルが毎日徹底的に鍛えているのは、この部分ということです。

ビジネスの世界では、日本人が教育されてきたことと真逆のスキルが求められます。「間違えを恐れたり」、「正解をさがしている」とこういった技術は身につかないので、常に自分の意見を持つ姿勢を鍛えていきたいと考えています。

特に読書は自分の意見を鍛えるチャンスになりますので、今後も読書を続けていきたいと思います。

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