タイの大型再開発スマートシティ【TheForestias】が凄い！

こんにちは、のらねこです。

近年タイでは再開発がムーブメントになっております。

省エネを意識したスマートシティ「The Forestias （フォレスティアス）」が注目されています。

本日は「The Forestias （フォレスティアス）」の概要についてお届けしていきます。

The Forestias

「The Forestias （フォレスティアス）」は、タイの大型再開発プロジェクトの一つです。
不動産開発事業としては国内最大級の規模となります。

投資元は、タイの大手財閥ＣＰグループ傘下の不動産デベロッパーの「マグノリア・クオリティー・デベロップメント・コーポレーション（MQDC）」で、投資額は1,250億バーツ（約4,530億円）の開発を行います。（２０２２年完工予定）

「The Forestias （フォレスティアス）」の開発思想は、「生涯の健康的生活のために設計された、世界初の街づくり」といわれています。

場所は、バンコク東郊サムットプラカン県。
建設地は大型ショッピングセンター「メガバンナー」の近くになります。

開発面積は、48ヘクタール（300ライ）あり、
住宅、商業施設、オフィスビルなど、数多くの施設が誕生することとなります。

以前、ご紹介した「ONE BANGKOK」の3倍近くの敷地面積です。

「The Forestias （フォレスティアス）」には森林エリアと、コンドミニアムやサービスアパートメント、ヴィラ、商業施設、オフィスビル、ホテル、スポーツ施設、医療施設、教育機関などが共存する複合開発で、新たな世代間コミュニティの創出を目指しています。

▼計画予定の施設

建設は「歴史に残る仕事」と言われたり、「地図に残る仕事」と言われますが、
「The Forestias （フォレスティアス）」は、タイのライフスタイルを変えてしまうよな街づくりであり非常に注目されております。

森林エリアは3300万ドルの費用をかけて、本物の深い森林エリアで森林を育ていく設計の様です。

ニューヨークのセントラルパークの「市街地に突然現れた緑」みたいな感じになるといいですね。

住宅は、サービスアパートメント、レジデンス、ヴィラ、コンドミニアムと様々な用途別に選択可能になっております。

コンドミニアムは現在二種類が建設予定です。

MQDCが展開するコンドミニアムの中でも、
投資としても居住目的としても非常に良質なクラスの物件です

Whizdom

Mulberry Grove

サービスアパートメントは通常清掃などの家事サービスがついていたり、単身住まいに便利な形態となっています。

レジデンスの「The Aspen Tree」はスクンビット界隈でもお馴染みですね。

ヴィラタイプは、住まいというよりはホテルに近い運用となります。
まだイメージし辛いですが、この龍のようなくねくねした建物がヴィラのエリアです。

オフィス5棟は合わせて500,000 m2、500社以上が入居し、この施設で働く人の数は5万人以上ともいわれています。

ホテルは「Six Senses」「Six Senses Residences」です。

プーケットの「Six Senses Yao Noi」が有名です。

シックスセンシズホテルグループは米有力紙で過去3年連続ホテルブランドとして世界一に輝いた実績のあるブランドです。

2019年にIHGホテルグループとなりました。
IHGにおいて、「The Luxury and Lifestyle Collection」に位置付けられています。

高度医療センターなども計画されていましたが、現状は時期未定の様です。

▼本記事の出典元
→THE FORESTIAS公式
→Bangko k Post
→NNA NEWS

「The Forestiasは、sustainovation（サステイノベーション)を掲げた近未来的な施設を目指してします。 sustainovation（サステイノベーション)とは、[持続]と［イノベーション]を併せた造語です。

最先端のスマートシティを目指すことで、
タイが、東南アジアの他の発展途上国から抜け出した存在になれるか注目しております。

こちらの建物でも「ONE BANGKOK」同様に地域冷房設備が導入される予定で、
Central Utilities Plant (中央熱源プラント) から地域導管を用いて、各施設に冷水供給を行います。

現在は工事中ですが2022年ごろには完成予定なので、完成まで楽しみに注目していきましょう。

ほな、バイバイ！