海外生活中に簿記2級合格までの道のり

ビジネス

こんにちは、のらねこです。

先日、日本に一時帰国をしましたが帰国中に簿記2級の資格を取得しました。

(10年前には簿記3級を4度落ちたような落ちこぼれでも、簿記2級を独学で取得することができた体験談をお伝えします)

海外生活をしていると資格試験を取得するのは困難ですが、

海外生活をしながら、簿記2級を受かるためにやってきた方法(ほぼ無料)を紹介します。

ぶっちゃけ、これだけやればどこの場所にいても自己啓発は可能です。

簿記2級合格までの道のり

合格までに注意することは、大きく3つです。

  • 勉強方法
  • スケジュール
  • 時間の確保

勉強方法

海外在住者が資格試験合格への最初の難関

参考書関連書籍を購入するのが困難です。

簿記試験に必要なものは、①参考書(インプット用)と②問題集(アウトプット用)の2点が必要ですが、

タイの場合、中古本屋(キーブックス)や日本の書籍のある紀伊国屋がありますが、それでも品ぞろえが少なくほとんど入手できません。

おすすめテキスト

私の場合はたまたまテキストを入手しましたが、インプットに入手したテキストは一切使いませんでした。

使ったインプット用テキスト教材は、YouTubeのみです。

??YouTube??

となった方も多いと思いますが、無料のコンテンツと侮るなかれ。

YouTubeの教育コンテンツのレベルはかなり高くなっています。

理由としては、実践・実務で活躍した方が多く参入しているからです。

どうゆうことかというと、資格試験教育を専門にしている方は、実践での経験が浅かったりします。

一方で実務に勤めている方は、教育のフィールドにはいなかったというのが通例でした。

しかし、今は副業が当たり前になってきたりで、YouTubeなどのコンテンツは実務経験者(いわゆるプロ)の参入が当たり前の時代になりました。

そうゆう時代変化により、YouTubeが教育教材として非常に優良コンテンツとなっている所以です。

教育コンテンツの中でもとくに簿記は、かなりの方が参入しておりコンテンツの優良性がとにかくすさまじいです。

私がおすすめしたいのは、「ふくしままさゆき」さん

チャンネル登録者数 30万人越の簿記系の人気YouTuberです。

動画は簿記3級と2級の全範囲を網羅したコンテンツがあり、とにかく理解して勉強できるのでわかりやすく納得しながら学習を進めることができます。

私自身簿記3級を受けた時は、このようなコンテンツは存在しなかったので、今学習する人はうらやましい。(簿記3級は10年ほど前ですが4回落ちました・・・)

簿記2級は平均学習時間300~500時間と言われているような資格なので、とにかく試験範囲が膨大ですが、ふくしままさゆきさんの動画は全範囲を網羅したコンテンツが揃っております。

簿記2級関連のコンテンツのプレイリストは、[商業簿記][商業簿記連結会計][工業簿記]の3種類

  • 商業簿記 計35本(約27時間)
  • 商業簿記連結会計 計10本(約6.5時間)
  • 工業簿記 計35本(約29時間)

とギッシリの内容。

受かった方の報告をTwitterでサーチしていると、動画を3~5周というのが一般的でした。

私も合計4周ぐらい(苦手なところは5周)は視聴しました。

インプットはこれだけしかやっていません。

ちなみに「ふくしままさゆき」さんのコンテンツは、テキストもあります

Amazon プライム会員に加入していれば、商業簿記のテキストは無料。

さらにKindle Unlimited に加入していれば、商業簿記テキスト+工業簿記テキストまで無料です。

YouTubeでも充分ですがあえてテキストを購入するなら、電子書籍で買える(さらに安い)このテキストが超絶おすすめです。

アウトプット

アウトプットは、基本的には過去問を中心に行いました。

実際に使ってみた印象ですが、過去問はイレギュラーな悪問が多いので、ネット試験(CBT)での合格を目指している場合は、アウトプットには一般的な問題集をやっておけば間違いありません。

私は、通信講座クレアールのテキストをゲットしていたのでそれをメイン教材で使っておりましたが、正直なんでもいいので問題集を商業簿記・工業簿記でそれぞれ一冊やっておけば問題ないという印象です。

合格までのスケジュール

本格的に勉強を開始したのは2021年12月からスタートしました。

そして2022年6月の統一試験では不合格。

その後リベンジのため、CBTテスト(オンライン試験)で再試験をして無事に合格したのは2022年7月。

統一試験でバッチっと一発合格を決めたかったですが、なんとかリベンジに成功しました。

合格まで要した時間は500時間ぐらいでしょうか。

海外駐在員業務と両立しながらだと、どうしてもこれぐらいかかってしまいました。

効率は悪いほうだと思いますが、あくまで1級まで見据えていたので本質を重視した学習を徹底しました。

▼スケジュールの立て方

300時間~500時間ぐらいまでを考えて、試験日までにかけられる時間を逆算しましょう!!

勉強時間の確保をする方法

海外駐在員は、業務量・接待・ゴルフ・家族サービスとやることが多く、多忙の極みです。

勉強時間をとれない方が大半です。

逆にいうと、海外駐在中にしっかりできると「他人と差がつく」ということです。

私の場合は、幼児持ちの家庭でしたので、

時間を確保した方法は、

[朝5時起きで1~1.5時間確保]

[昼食抜きで1時間確保]

でなんとか時間を捻出しました。

凡人でもお金をかけずとも達成できました!!

無料の時代に必要なのは「やる気」ただ一つだけです。

おわりに

今は無料で学べる時代です。

貧富の差は限りなくなってきたので、学習する人としない人の「差がつく時代」になっています。

こうゆう時代はやっておくと5年後10年後に活きてきます。

今回の事例のようにに、簿記2級のような資格試験は海外にいてもほぼ無料教材で問題なく達成可能でした。

今年やりたいことリストに掲げていた目標だったので無事に達成してよかったです。

TwitterやYouTubeなどを見ていると、「一発合格」「2週間で合格」というキャッチーな受かり方をする方もいますが、そういったやり方は再現性が低かったりするので、王道の勉強法で合格を目指しましょう。

着実に力をつけていく方法

「ふくしままさゆきYouTube」と「一般的な問題集」で充分に合格可能です。

私も簿記2級は2度不合格でした。

落ちたとしても、これから受ける他の受験者の方より確実に先に進んでいます。

資格試験は、諦めたらそこで試合終了です。

あきらめずに受け続ければいつかは勝てます。

最後に勝てば報われます。10戦負けても最後の1勝ができれば勝ちです。根気よく続けましょう。

私も次は、簿記1級の高みを目指していきます。

ほな、バイバイ!

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