「アオのハコ」について語っていく

雑記

こんにちは、のらねこです。

本日は、肩の力を抜いてマンガ「アオのハコ」の話をさせていただきます。
本記事にはネタバレを含む内容がありますので、ご注意をお願い致します。

普段は、ONE PIECE についての記事が多く、
ONE PEICE以外の作品はあまり読まないイメージを持たれていたりします。

しかしながら、実は子供の頃からマンガを集めており、かなりいろんなマンガが好きだったりします。

当然ながら、現在は学生時代ほどの熱狂できる作品には出会えなくなってきましたが、
今でも全巻集めている作品をあげれば、ジャンプだとONE PIECE、ドラゴンボール、NARUTO、スラムダンク、キン肉マン、るろうに剣心、幽遊白書、ハンターハンター、鬼滅の刃、チェンソーマン、約束のネバーランド、呪術廻戦、テニスの王子様、ヒカルの碁、デスノート、バクマン、アイシールド21、ジョジョシリーズ、スケットダンス、いぬまるだし、封神演義などなど
ジャンプ以外でも、噓喰い、ライアーゲーム、キングダム、ドラゴン桜、インベスターZ、宇宙兄弟、バカボンド、あひるの空、はじめの一歩、バキシリーズ、進撃の巨人、イニシャルD、H2、タッチ、KATSU、ラフ、クロスゲーム、みゆきなどは今でも電子データは保管しており、よく読んでおります。

一部処分してしまった作品もあったり所有していない作品はありますが、
同世代の方であれば、共感いただける方も多いであろうメジャーどころの作品はかなりの量を読んできたかなと思っています。

少し話しはそれましたが、本日のテーマは「アオのハコ」という作品です。

週刊少年ジャンプのスポーツ学園青春マンガとしてスタートしたこの作品ですが、連載以降徐々に人気を高めております。

アオのハコ

アオのハコは週刊少年ジャンプで現在連載中の青春部活ラブストーリーといった内容です。

作者は、三浦糀(こうじ)先生。
ジャンプの漫画家ノウハウを教える「ジャンプの漫画学校」第1期卒業生という新人作家さんです。
女性の作家さんの様です。

ストーリーは中高一貫の栄明学園の高校生活を舞台に繰り広げられます。
主人公で男子バドミントン部一年生の猪股 大喜が、一つ上の先輩女子バスケットボール部の鹿野千夏(千夏先輩)に恋あこがれる物語です。

この漫画での魅力は2点あります。

それは、
①キャラクターの設定と②主人公の熱量

キャラクターの設定

同じ体育館で練習する青春のストーリー展開ですが、
千夏先輩は、両親の海外赴任をきっかけに、親同士が同級生であった猪俣家に居候となります。
これをきっかけに、二人は急接近となります。

しかしメインキャラクターは、この二人以外に同級生で同じバドミントン部の笹原 匡(きょう)と同じく同級生で新体操部のエリート蝶野 雛(ひな)がいます。

ここで気が付くことがありませんか?

そうです。「猪鹿蝶」です。
猪鹿蝶は花札の役ですが、漫画のキャラをまとめる際に使われたりします。
例えば、NARUTOが好きな方は、山中いの・奈良シカマル・秋道チョージの「イノシカチョウ」や
「さらばイノシカチョウ」のアスマ先生と弟子三人の関係性に涙した方も多いと思います。

猪股 大喜 ・ 鹿野千夏・ 蝶野 雛
ここでも「猪鹿蝶」が発生しているんです!!

この作品にはこの三名の三角関係をメインに進んでいくのではないかなと、
名前からの伏線を「第一話 千夏先輩」を読んでる時点で感じることができれば、
かなりのマンガ通です。

人物関係を下記のようにまとめてみました。

現状の展開では、この猪鹿蝶の三角関係の心情がメインになっています。
現在ジャンプでは15話ですが、
「千夏先輩も雛も、大喜のこともう好きやん」って感じですね。
一話から登場している友人の匡が、物語にどう絡んでいくかのか個人的には注目するところです。
当然キャラはこれからもどんどん登場していくと思いますが、
学生恋愛マンガの金字塔H2のようなハラハラした恋愛の内容を期待してしまいます。
作家さんが女性ということもあり、少年漫画で今までに読んだことのない様な恋愛観が描写されるかもしれません。

この漫画の良さとして、設定が秀逸です。
出演者のスポーツを ①バドミントン②バスケット③新体操とジャンルを分けている点です。
野球漫画となるとスポーツの内容は野球しか膨らませて描けませんが、
この漫画はバドミントンでもバスケットでも、色々な方向から展開できるので内容を膨らませていきやすいのではという風に考えたりします。

しかも女子バスケットもバドミントンも意外とマンガではあまり扱われていないジャンルです。
女子バスケットは、2020東京オリンピックでの日本代表の歴史的な快挙もあり、今めちゃくちゃアツい題材です。

また、バドミントン題材マンガでこれまでに売れたのは「スマッシュ」ぐらいしか思いつかないので、バドミントンを題材にした代表作になれる可能性も秘めているんではないかなと思っています。

主人公の熱量

もう一つの魅力は、主人公 大喜の熱量です。

「挑戦しないと絶対勝てないじゃん」
「(高みを)目指すのは自由」

というような熱い言葉を序盤からバンバン発言する熱いキャラなんです。
ストレートな言い回しですが、
少年漫画はわかりやすく旗を掲げる主人公と
それに影響を受けるというビジネスにも通じるような漫画の王道をしっかり描いています。
こういったヒット作のエッセンスは時代が変わっても変わらず面白いなという視点で楽しめたりします。

おわりに

まだ、一巻発売ホヤホヤの作品ですが、ジャンプの連載順を見ているとかなり注目されているのではないかと思っています。
まだまだ新人作家さんの 三浦糀(こうじ)先生 めちゃくちゃ期待しております。

実力主義の週刊少年ジャンプでは、売れきるまでは急に人気が落ちたりと変動が激しいですが、
これからどんな展開になっていくのか楽しみたいと思います。

今週号のジャンプでも激アツの内容でしたので、来週のジャンプも非常に楽しみにしております。

まだ読んでいない方は、現在のJUMP BOOKSの読み増しを見逃しなく!

出典:JUMP BOOKS / アオのハコ 集英社

一巻も8月4日発売しておりますので、追いつくなら今がチャンスです。

ほな、バイバイ!

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